佐藤佐吉演劇祭2020 参加作品
劇団スポーツ「怖え劇」 公演中止のお知らせ

日頃より劇団スポーツを応援してくださり、ありがとうございます。
劇団スポーツでは佐藤佐吉演劇祭2020参加作品として「怖え劇」の上演を予定しておりましたが、本日2月29日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、佐藤佐吉演劇祭2020の3月3日(火)以降に予定されていた全参加団体の上演中止が決定いたしました。

【佐藤佐吉演劇祭2020 参加作品 上演中止のお知らせ】

それに伴い、劇団スポーツ「怖え劇」の上演を全日程中止とさせていただきます。
できる限りの対策を講じつつ、稽古を続けていた中での中止となり断腸の思いですが、劇団としては佐藤佐吉演劇祭実行委員の意向を支持し、公演中止の判断に至った次第です。
楽しみにしてくださっていた方々には心からお詫び申し上げます。

「怖え劇」上演の目処は立っておりませんが、いずれ皆様にお届けできるよう活動を続けてまいります。
何卒、ご理解賜りますようよろしくお願い致します。
ご不明な点がございましたら、お手数ですがgekidansport@gmail.comまでお問い合わせください。

2020年2月29日 劇団スポーツ

劇団スポーツ #8
『怖え劇』

あらすじ

公演初日。台本4ページ。

ト書き 男1、急いでクローゼットを開けて
ジャケットを取り出す。

―ちゃんと覚えている。

半ページに渡って、この作品には
必要とは思えない妻との何気ない会話を
したあと、僕は遅刻を恐れ、
焦ってジャケットを取り出す。

妻「あなた、遅刻じゃない?」
男1「しまった、もう7時を30分も
回っているじゃないか!」

段取り通りにクローゼットを開ける。
稽古で、リハーサルで幾度となく開けてきた
クローゼット。

今日はなにかおかしい。何かが違う。
ふと視線を感じる。

袖幕の奥、何かが僕を見ている。
共演者じゃない、
スタッフでもない、
人間じゃない、

何かが。

劇団スポーツがお送りする戦慄ホラーコメディ

日程

2020年3月19日(木)〜23日(月)

会場

花まる学習会王子小劇場

キャスト

内田倭史 田島実紘 竹内蓮 大中喜裕 甲野萌絵 タナカエミ てっぺい右利き 土日梁 三宅もめん 森耕作 髙久瑛理子

スタッフ

作・演出:内田倭史 田島実紘
演出助手:hondayumika(はりねずみのパジャマ)
舞台監督:水澤桃花(箱馬研究所)
照明:佐藤佑磨
音響:大嵜逸生
美術:石橋侑紀(シラカン)
美術補佐:前田和香
宣伝美術:内田倭史
制作: 田中遥
制作協力:中島梓織(いいへんじ)
協力:早稲田大学演劇倶楽部
企画・製作:劇団スポーツ

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